子供の近視のお話

2018年4月25日

子供の近視のお話

新学期が始まり、学校健診で視力低下を指摘されたお子様も多いかと思います。
近年、子供の近視は増加傾向にあります。
パソコンやスマートフォンの普及により、子供の生活環境下でも近見作業を行う機会が増えてきたことが要因の1つと言われています。
子供の近視に関する話題を様々なメディア・新聞等で目にすることも、昔に比べて多くなってきたと思います。

最近、新聞で取り上げられた子供の近視に関する記事の一部を抜粋して紹介したいと思います。


“現在、小学生の4人に1人、中学生の半数は近視と言われている。育ち盛りの時期に進行するのは軸性近視だ。”
“赤ちゃんは眼球が小さく遠視だが、成長に伴って眼球が大きくなり、正視や近視になる。眼球の形は遺伝するため、親が近視で眼球が大きいと、子供も近視になることが多い。暗い所や横になった姿勢で本を読むと近視になるとよく言われる。目を近づけて文字を読むと水晶体が厚くなるため、毛様体は縮小し続ける。これは仮性近視と呼ばれ、屈折性近視の症状だ。” “子供の近視は、遺伝性の軸性近視と、環境要因による仮性近視が合わさって起こる。仮性近視による分はある程度緩和できるが、軸性近視の進行を止めることはできない。”
“眼球の大きさは成長とともに変わり、眼鏡の度数も変化するので、年に1度は調べてほしい。度数の合わない眼鏡を掛けていると、かえって近視が進むという報告もある。”
“子供の日常生活を見守って、眼鏡による視力矯正を適切に導いてほしい。”
(引用:赤星,2018,日本日経新聞 NIKKEIプラス1 S7 )

この記事にもあるように仮性近視による視力低下では、まだ進行を抑えることができる場合もあります。学校健診で視力低下の用紙をもらった場合は、なるべく期間を空けずに早めに眼科にかかることをお勧めします。

眼科でしっかり検査を行い、ただそのときの調子や環境下で視力検査がうまくできなかっただけなのか、あるいは近視が進行し、眼鏡を作成する必要があるのか調べる必要があります。また、学校健診では実際よりも視力が良く判断されてしまい、視力低下を見落としてしまう場合もあります。ご自宅でお子様が必要以上に近づいてテレビを見る、目を細めて遠くの物を見る癖がある場合は、近視の可能性がありますので、眼科を受診することをお勧めします。

視力検査以外でも色覚の項目で用紙を持参されたお子様への色覚検査も実施しております。色覚検査をご希望の方はお時間がかかりますので、お電話でのご予約をお勧めします。

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