夏の目の病気

2018年7月7日

夏の目の病気

今年は平年よりも22日早く、関東地方での梅雨明けが発表されました。
気象庁によりますと、今年は雨が少なく気温の高い日が多いと予想されています。

夏は免疫力の低下により、様々な目の感染症にかかりやすい季節です。
今回は目の感染症の中でも、夏場に多い「はやり目」についてご紹介したいと思います。


はやり目とは流行性角結膜炎のことで、ウイルス性の感染症です。
原因となるアデノウイルスは非常に感染力が強く、診断を受けた場合は学校や保育園などは出席停止となります。
大人の場合も仕事もお休みすることが望ましいです。

症状は充血、痛み、涙のようなさらっとした目やにが多く生じるのが特徴で、ひどい場合は耳前リンパ節の腫れや発熱を起こします。

同じアデノウイルスによる感染で、症状も似ている疾患に咽頭結膜熱というものもあります。
子供が夏場にプールで感染することが多いため、「プール熱」と呼ばれています。

ウイルス性の結膜炎は目やにからうつります。
目やにを触った手で他の物を触る行為は他の方への感染の原因となります。
また、家族間ではタオルの共有や入浴時の湯船からうつる可能性があります。
タオルを別々で使用、お風呂に入るのを最後にするような感染予防が大切です。

アデノウイルスの潜伏期間は1~2週間であるため、症状は遅れて生じます。
診断にはアデノウイルスが検出されるかどうかのチェックが必要になり、結果には10分程度かかります。
見た目の症状だけでは判断が難しい場合もありますので、ご自身で判断せず早めの眼科受診をお勧めします。

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