花粉症(アレルギー性結膜炎)

花粉症とは空気中を浮遊している花粉(アレルゲン)が原因となって起こるアレルギー疾患の1つです。花粉(アレルゲン)が喉や鼻から体内に入ると、それを取り除こうとするために体内で抗体を作ります。その後、再びアレルゲンが侵入すると抗体が働きアレルギー誘発物質(ヒスタミンなど)を放出します。このアレルギー誘発物質が神経を刺激することでアレルギー反応を引き起こします。
 

花粉症における目の症状

・目のかゆみ
・充血
・まぶたの腫れ

目をこすってしまうと結膜や角膜が傷ついてしまい、目がゴロゴロしたり、かすみ、痛みが出ることもあります。現在、日本では約50種類もの原因花粉があると言われており、1年中様々な種類の花粉が飛んでいます。
 

主な花粉症原因となる植物の飛散時期(地域によって時期に差が生じます)

樹木の飛散時期 花粉の飛散時期
スギ 2月~4月
ハンノキ 2月~4月
ヒノキ 3月~5月
イチョウ 4月
シラカンバ 4月~6月
マツ 5月~6月
ハルガヤ 3月~8月
カモガヤ 5月~8月
オオアワガエリ 5月~8月
ブタクサ 6月~7月
カナムグラ 8月~9月
ヨモギ 8月~10月

 

花粉症の治療

花粉症の治療は対症療法となります。症状を抑えることが目的となります。目に対しての治療には主に抗アレルギー点眼薬、ステロイド点眼薬などを使用します。症状によって目薬以外に内服薬を処方することもあります。また、花粉症の治療法の1つに初期療法というものがあります。この方法は、症状が気になってから薬を使用するのではなく、症状が出る前に使用を開始する方法です。花粉が飛散する2週間前から点眼を開始することで、花粉症の症状が出る時期を遅らせることや症状を軽減することが期待できるといわれています。
 

生活上での花粉症予防

・花粉の飛散量が多いときは外出を控える
・マスクやメガネを使用する
・たばこ・お酒・刺激の強い香辛料を控える
・ストレスをためない
・コンタクトレンズの使用を控える
 

アレルギー検査

当院ではアレルギー検査でイムノキャップを扱っております。イムノキャップは指先から採血を行い、20分程度で8項目のアレルギー反応の有無を確認することができる簡易的な検査です。イムノキャップの対象アレルゲンにはスギ、ヒノキ、ブタクサが含まれています。ご興味のある方は当院へお問い合わせください。